ショッピング枠現金化と回収資源表の書き方2
確実性の有無自体も、ここで割り切ったほど確実なものではない。
法律上、事実上のかなり高度な判断を必要とする(ショッピング枠現金化の際、注意)。
したがって確実、不確実の二つの欄や印に仕分けることも、表の作成者の
主観によることとなるが、研究や努力によってできるだけ客観性のあるもの
にしなければならない(ショッピング枠 現金化の際、注意)。
独断や希望的観測によって判断を曲げることのないよう、冷静さが要求され
る。
むしろひかえめに、どちらか迷うようなものは不確実回収資源の欄に記入す
ることが望ましい。
また時を追って、手段の講じ方次第で、不確実なものが確実になることもあ
る。
たとえば口約束であった代物弁済契約を書面にする、あるいは仮登記を獲
得するなどのように、証拠や対抗要件の増加により確実性が増すのである。
逆に手段の取り方に失敗して、確実性を減らすこともある(ショッピング枠現金化の際、
注意)。
たとえば不利な代物弁済契約や更改をしてしまうとか、あるいは(やや高度
な謀略的判断の問題となるが)偽造・変造手形を真正な手形と交換し、その
限りでは有利なようであるが、刑事問題としての告訴の証拠を失うことによ
り、手形額面以外の債権返済を強制する圧力材料を失う、という事例もこれ
に入ることになろう。